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回路を自分の手で
生み出していくのが面白い。
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  • グローバル開発本部 基盤開発部

2021年入社

※記事内容および社員所属情報は取材当時のものです。

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社員07
  • グローバル開発本部 基盤開発部

2021年入社

※記事内容および社員所属情報は取材当時のものです。

現在の業務内容は?

担当している業務の中心はSoCに搭載されるIOセルの回路設計です。IOセルの縦横サイズは数百から数十マイクロメートルとかなり小さく、その中でトランジスタをどのように繋いで、どう配置すれば、必要な性能を満たす回路になるのかを考えて設計します。お客様からは、回路の性能は落とさずチップサイズを縮小化するため、回路規模の見直しを求められることがよくあります。より小さくて高性能な回路を作るのは難しく大変なのですが、調査や検証をして、自分の手で改良していくプロセスが面白いと実感しています。また、海外の学会や技術フォーラムで得られた知見や、お客様の要望からヒントを得て、まだ世の中にない新しい回路を発案し、特許取得を検討していく業務も行っています。

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ソシオネクストに入社を決めた理由は?

小さい頃から、自動ドアとかエスカレーターなど自動的に動くものが好きで、自分も機械を作ってみたいなと感じていました。当時はそれらが電気で動いているというイメージくらいしか持てていませんでしたが、次第に電気・電子の方向へ興味が定まっていったと思います。大学で半導体回路の研究をすることになり、そこで自分は回路設計が好きなんだなと自覚しました。所属していた研究室とソシオネクストが共同研究をしており、この会社なら自分がイメージする回路設計の仕事ができると思い、入社を希望しました。

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社内の雰囲気は?

職場では基本的にエンジニアはフラットな関係にあるので、なんでも話をしやすいと感じています。実際に僕が社内のいろいろな文書を見て「すごくわかりにくいです」という意見を言ったところ、「では、文書をリニューアルしましょう」とすぐにまわりが動いてくれました。入社して1、2年の人の意見も取り入れてくれる職場なのだなと実感しています。

実は大学時代に所属していた研究室には「異見を言いなさい」という方針がありまして。少しでも「違う」と思うことがあれば発言しなさい、ということなのですが、その考えが今の職場でも役に立っていると思います。カスタムSoCの開発ではお客様の要望に応じて回路を設計し、何度も検証を重ねます。検証結果をどう解釈するのか、どこに原因があるのかも、エンジニア同士で認識が違ったりします。そのギャップを埋めるためにも、自分の考えを伝えるのは大事なことかなと思っています。もちろん、先輩方と比べれば僕はまだエンジニアとしては未熟なので間違うこともありますが、意見交換することが、大きなミスを防ぐことや、新しい回路のひらめきにつながるんだと思います。

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今後の目標は?

まずは自分がよく設計しているGPIOのレシーバー回路の理解を深め、そのスペシャリストになりたいと思っています。業務の中で、実際に触れて、経験していくのが一番学べると思いますし、それをきっかけに周辺の分野にも触れていくことになる。そうやって知識を横に広げていければと思っています。SoCの開発は専門性がとても高く、細分化も進んでいて、たくさんの人の技術と知識が詰まっています。電気・電子以外にも、数学・物性・プログラミングの知識が役立つ部門もあるので、新しい技術に興味がある人はとにかくチャレンジしてみてください。

ある日のスケジュール

  • 8:00 出社し、昨日流したシミュレーションの結果とメールを確認する
  • 9:00 回路設計者の朝会に参加
  • 10:00 朝会でもらったアドバイスや指摘に応じたシミュレーションを実行
  • 11:45 ランチ
  • 13:00 午前中に実行したシミュレーションの結果を確認、次のシミュレーションで使うモデルを作成する
  • 14:00 分からない点は、都度、先輩やベテランの方に質問する
  • 16:00 本日の進捗を整理し、明日の朝会で説明する資料を作成
  • 18:00 最後にシミュレーションを実行して、切りの良いところで業務終了、帰宅