バックエンドデザイン
高精度な解析技術と高性能な合成・配置/配線/高速化技術・低ノイズ設計技術により、お客様のデザインをレイアウトします。
物理考慮合成
微細化が進むにつれて生じる、回路規模や配線負荷の増加に伴い、論理合成時の見積りとレイアウトとの差分が大きくなってきています。当社では、論理合成時からレイアウト情報を考慮することで、レイアウトとの差分を小さくしています。これにより、タイミング収束性を早期に確認できるため、開発期間を短縮しています。
[物理考慮合成]
UPF・CPFサポート
当社は、UPFおよびCPFをサポートしており、機能検証された電源仕様に基づいて物理設計・物理検証を行います。これにより、複雑な低消費電力化技術に対しても、高い設計品質を実現しています。
複数モード・コーナーを考慮した最適化
微細化が進むにつれて、考慮すべきプロセス・電圧・温度条件(コーナー条件)が増加しています。また、LSIの多機能化や信頼性確保のために、動作モードも増加しています。当社の物理設計では、複数のコーナー条件と動作モードを考慮した配置・配線・最適化を行います。これにより、異なるコーナーやモード間の競合によるタイミング最適化の繰り返しを削減し、開発期間を短縮しています。
[複数モード・コーナー最適化]
電源網解析・クロストークノイズ解析
微細化や低電圧化が進むにつれて、LSI内のIRドロップ(電圧降下)やクロストークノイズによる遅延変動が大きくなってきています。当社では、高精度なIRドロップやクロストークノイズ解析によって、システム動作に影響しないことを検証しています。