“OMNIVIEW” Design Tool

「“OMNIVIEW” Design Tool」は、今まで3Dサラウンドビューシステムを開発したことのない方も、“OMNIVIEW”で使用するビューデータの作成を効率的に行うことができます。「“OMNIVIEW” Design Tool」は、キャリブレーションに始まりViewの編集や画面レイアウト設計などさまざまな機能が盛り込まれたツール群から構成されています。

3Dサラウンドビューシステムは、複数の広角カメラ映像を合成して実現するシステムのため、見る部分によっては映像の歪みや、カメラ境界での立体物の消失が課題です。ソシオネクストでは、そのような課題を最小限にする対応策が提案可能なため、お客様は、さまざまな車種や見たい視点に合わせて最適なViewを開発できます。

紹介動画

豊富なツール群

「“OMNIVIEW” Design Tool」は、ビューの編集や画面レイアウト設計などさまざまな機能が盛り込まれたツール群から構成されています。

View Maker

「“OMNIVIEW” Design Tool」の中心となるツールです。PC上で4カメラ合成映像の設計が可能です。カメラの取付位置情報と投影面形状を設定するだけで、2D/3Dビューを自動で作成できます。投影面形状、視点やカメラ境界などは、簡単なGUI操作でインタラクティブにチューニングすることができます。駐車中に自車周辺の死角を確認したい場合や、走行中に自車後方を広い視野で確認したい場合など、シーンに応じて効果的な2D/3Dビューを映像を見ながら容易に作り出すことが可能です。カメラ間の輝度補整については、プレビュー画面上で任意のサンプリング点を選択しながらきめ細かく設定できます。

投影面の形状選択

視点位置の編集

サムネイル画像 プレイ

解像度解析

カメラ間輝度補整

Lens Effector

単眼カメラ映像を加工するためのツールです。魚眼レンズで入力されたレンズの歪みのある映像を透視法投影などのエフェクトを使用して加工したり、任意の撮影箇所を切り抜き、表示させたりすることができます。また、視点をリアルタイムに変更させたり、画面遷移をアニメーションで表現させたりすることが可能です。例えば、後退駐車時、駐車序盤は広角の映像で後方を広く見渡し、駐車終盤には挟角の映像に変化させ視点も下げて駐車完了位置の把握を支援するなど、シーンに応じてシームレスに遷移することが可能です。

エフェクト

画像編集

エフェクト追加

回転・切り出し

視点変更

サムネイル画像 プレイ

遷移アニメーション

サムネイル画像 プレイ

OMNIVIEW Data Creator

作成した2D/3Dビュー、単眼カメラビューに加えて、文字やボタンなどのイメージコンテンツをレイアウトし、最終的なHMIを設計するツールです。本ツール上で設計したデータを車両に組み込むことで、PC上で設計したデータをそのまま車両のディスプレイに表示させることができます。また、一度設計したデータを車種展開する際には、カメラ取付位置などの車種依存のパラメータを設定するだけで、自動で全データを一括編集することも可能です。

レイアウト&プレビュー

サムネイル画像 プレイ

車種展開

Screen Builder

View Makerで使用する投影面の形状をデザインするツールです。2種類の底面形状と、5種類の垂直形状から選択して作成します。

投影面の設計

Sensor Client

プレビュー画面にガイド線を描画するためのツールです。また、ガイド描画機能を利用してシミュレーション画像が生成できます。まだ、カメラや実車が無い開発初期段階において、シミュレーション画像を用いてPC上で合成映像を確認することが可能です。

ガイド線描画

簡易シミュレータ

Material Editor

3D車両モデルの光源・マテリアルの編集ツールです。

System Data Creator

“OMNIVIEW”システムで使用するカメラ情報を定義するためのツールです。カメラ位置推定の機能を備えています。

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